出会った住人の方々にはとても助けられています。

移住前のライフスタイルを教えて！

１８歳で学生を卒業してから、大阪の企業パン屋に勤めた後、広島の今いるところとは違う、山に囲まれた古民家のパン屋に住み込みで働いていました。そこでは、パン作りのことだけでなく、自然の美しさや、田舎暮らしにおいての不便の愉しみ方を知りました。その後、理想とするライフスタイルを送るため、自給力や自活力を勉強しようと、栃木県の非電化工房というところでwwoofのような形で修行をし、人との繋がりを作りながら、有機農業をしたり、重機を操縦したり、水道、電気工事のことなど、実践を通して、基本的な活きた力を学んでいました。

なぜ、三原市に移住したの？

2年前、広島に住み込みで仕事をしていた時、休みの日に、将来的に住みたい所を探してみようと、あちこち遊びに出向いていました。そんな中で、今いるここ、佐木島の自然と静けさに触れ、ビビっ！ときたのと、宿泊施設「鷺邸」さんと出会ったことです。初日からなぜだか気に入られて、夜は島の人たちを呼んで、宴会になったりと、人の優しさ、明るさ、そして、島に対する熱い思いにとても魅かれて、私もこの一員になりたいと思うようになりました。

三原市に移住してからの生活・仕事は？

今のところ、地域交流活動がメインです。着任するまでに、キッチンカーを自作していたのでそれを使って地域の住人と交流をしています。それ以外に、島のある材料を極力使って、島の人や、外部の協力者とともに、土で作るピザ窯を作っています。最終的にはイベントでピザを振舞ったり、島で使いたい人が使えるような形にする予定です。この他、自分の将来的な住む家や工房を少しずつ整えていければと考えています。

三原に移住して良かったことは？

ここ佐木島では信号がないくらい、車の行き来が少ないため、自然の音を愉しみながら日々を暮らすことが出来、裸足で誰もいない砂浜を歩くのがとても気持ちが良いです。外で歩いても人と人とがあまり出会わない分、繋がりはとても深く、お野菜や柑橘をいただいたり、出会った住人の方々にはとても助けられています。

これから挑戦してみたいこと！

将来的な住まいにしたい、庭と倉庫つきの古い空き家を借りることが出来たので、そこをできるだけ自分で手直しして、理想郷を作りたいです。
そしてそこで薪窯を作って、地域食材を使ったパン作りにチャレンジし、オンラインで外に向けて販売、島をPRすることが目標です。
その他、島で島民同士や、島外の人と交流できるような場所づくりとイベント企画などができれば良いな、と考えています。

ある1日のタイムスケジュールを教えて！

移住を検討している方へ

私のいるここ、佐木島へは新幹線三原駅から歩いて約5分ほどのところに高速艇乗り場があり、約20分ほどの船旅でたどり着ける離島にも関わらず、自然が溢れ、プライベートビーチのようなところが沢山あります。キャンプするにも立地的に良いと思います。また、何より、一番魅力なのは人。住民の方々は移住者歓迎の方ばかりで、困っていたらみんな快く助けてくれるような人が多いです。もし移住を検討されている方がいましたら、佐木島好きの人たちで運営しているインスタグラムアカウント「さぎぐらむ」にでも、気軽にメッセージをお送り下さい。私も運営の一員です。もしよければ案内しますよ！

●もっと知りたい方はこちら！
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>>（Instagram）-SAGI gram- さぎぐらむ（@sagigram.2021）<<